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山梨県理学療法士会からのお知らせ
地域連携部
第22回 地域理学療法研修会 報告/栄養ケア・ステーションの紹介
2022年3月18日に公益社団法人山梨県栄養士会副会長 深澤幸子先生を講師にお招きし、「地域包括ケアシステムにおける管理栄養士の役割」との表題にて、第22回地域理学療法研修会を開催致しました。
その中で深澤先生から「栄養ケア・ステーション」についての説明がありました。
フレイル予防の必要性が叫ばれており、栄養士との連携は不可欠となってきております。
病院では十分に連携できていても、在宅での連携はまだまだ道半ばと言わざるを得ない現状があり、歯がゆい思いをしている理学療法士もいるのではないでしょうか。
「栄養ケア・ステーション」は栄養士会内に設立されており、地域からの依頼、相談を受け付けています。
研修会では「栄養ケア・ステーション」からの訪問栄養食事指導の制度、訪問栄養食事指導開始までの流れ、具体的な連携方法、実際何ができるのか等を説明していただきましたが、私たち理学療法士にとっても有益な情報であると実感いたしました。
実際の訪問栄養食事指導の症例紹介は、管理栄養士が介入した事で利用者の栄養状態の改善のみならず、多職種連携が進んだというものでした。
食事の献立や調理方法など家族が実践しやすい方法を、管理栄養士だから行える情報収集から改善提案、アドバイスを実践されており、これによって実際の症例の方の変化を多職種が共有できたため、それぞれがより専門性を発揮しやすくなりより良い連携ができたとの事でした。
「栄養ケア・ステーション」の詳細についてはこちらをご覧ください。
「栄養ケア・ステーション | 公益社団法人 山梨県栄養士会」